やるせなさ
一生懸命働いているつもりなのは自分だけ、というのがよくあります。
頑張っても周りの人たちも同じように頑張っているのだから、結局勝てないんだろうなと諦めています。
こういう「私頑張ってるのに評価されない!」みたいな気持ちが出てきているのは、自分が1年今の会社で働いてきて、出来ることが増えたからかな?と思ってます。
実は自分の中では、これは良い兆しです。
まだ社会人として未熟で浅い部分だらけなのですが、こんな気持ちになったの初めてです。
「成長実感ないわ〜」と言いつつも「評価されたい!もっと私を見て!!」と思うのは、私なりに真剣に仕事に取り組んでいる証拠かもしれません。
外では何にも気にしてませんよ、みたいな涼しい顔してるんですけど、めちゃくちゃ燃え滾っているのかもですね。
最近は評価されたい私を見て私が私がみたいな我が強い部分が多く出てきてやたら仕事が疲れます。
会社内での評価欲しさで仕事をしている訳ではないのですが、超理想が高いのに、それに伴ってない自分のスキル経験知識エトセトラに先方の諦めムード、もうダメだ感に辛くなります。
切り捨ててしまいたいけど1回関わってしまったからには完全に放っておけない微妙な優しさ?があります。
先方のどうしようもない辛さとかやるせなさとかが伝わってきて、私じゃなにも助けられないねとか、前の職場でもこんな感じだったなとかネガティブに引っ張られてしんどいです。
その後2時間くらいかけて運転して帰るとき、事故って入院でもしとこうかなとか思ってしまいます。そしたら当分行かなくていいし。
会社の人に話しても「そういうコミュニケーションを取らなきゃ」と超真っ当でド正論突きつけられるんで「あっ、そうっすねハイ」と適当に流してます。
私が持っている高めの理想って、人に共感させるにはまだ足りないところが多すぎるんですよね。
こうなってほしい、ああなってほしいという理想を伝わるだけのコミュニケーションが取れないのであーあ、ほらね失敗したじゃん、と即決めつけて知らんぷりするんです。
自分の自信のなさをスキル経験知識のせいにし、自分を変えようと努力してないんです。
なのに頑張ってる頑張ってる言ってんの、何を見て生きてるんだよって薄ら笑いしそうです。
こういうネガティブでどうしようもない私を変えるため、週末鬼滅の刃タイムを作りました。
絵が日本画っぽくて面白いし素敵な漫画だな〜と思ってたら超人気になりましたね。
あのめちゃくちゃ理論の無惨以外、だいたいの登場人物全員苦労して悲しい過去持ってるじゃないですか。
家族が亡くなった今読むとおいおい泣けます。家族を失ったからと言って後ろばっか見ちゃいけないよな、炭治郎もこんなに頑張ってんだからさ、とぐらつく身体を支えてもらってる気になります。
活力もらえる作品、本当に良いですよね。
あと今気になってるのは『違国日記』です。
優しいだけじゃない言語化できない複雑な想いをこんなに描写できるなんてすごい。
家族を失ったからこそ分かる感情とか、見える景色とかを言葉に変換するのが難しいですが。
自分だけの強めの感情をどこに向かわせ着地させるか分からないから、漫画や映画ドラマとかの作品に触れさせることで消化できている気がします。
2019年辛くてしんどいけどあと少しですもんね。
消化できる分だけ消化して、2020年もうちょい優しい人間になりたいです。