断捨離と邪魔する母
帰省するたびに断捨離したい断捨離したい手伝ってと言うので、さっきしてきました。
父が亡くなってから100回くらい言うので気分が乗ったときに私が捨てまくるのですが、いちいち邪魔してきます。
「いつか使うかもしれない綺麗な紙袋」やら「前の職場(学童保育所)で遊んでた毛糸玉」やら要らないものがまあどんどん出てきました。
小学校の時もらった賞状やドリルや絵なども取っていて、異常にボロボロの膨れたクリアファイルに保存されてました。
昔書いた習字や絵なんかゴミ同然なのに、なんでこんなもの取ってあるんだろう。
幼稚園の時に描いた絵も取ってあり、ほっこりしつつも「要らんやろ」と力が抜けてしまってました。
3人兄弟分あり、私が「捨てろ」と言いながら袋に突っ込んでは、母が袋から取り出し「これ何とかの時のあれだよ」と喋り出すの繰り返し。
兄弟の模試結果まで残ってました。
もう元気に働いてんだからいいだろと捨てさせようとすると、「兄ちゃんに聞いてから捨てる」と写真撮ってLINEする始末。
全部捨てました。
カラーボックスに私の大学時代の思い出のフリーペーパーやサークルのパンフレット、教科書などが全部ありました。
こういうものって、卒業したばかりは素敵な学生時代の思い出だからずっと取っておこう、と思ってたんです。
でもカラーボックスに入れクローゼットの奥に閉まってるし、そもそも毎日見るようなものでもないのでこの機会に全部捨てました。
一瞬パラパラ捲って、楽しかったサークルも優しくて好きだった先輩たちや同期たちの顔を見たら安心しました。
そういう思い出って頭のどこかで覚えてるだろうし、「良い思い出」として覚えてるならものは要らないだろうと。
全部捨ててスッキリしました。
昔買ってた漫画と本は捨てられず、今読んで売っていいものだけ取り出しました。
さくらももこのエッセイが大好きで、『憧れのまほうつかい』と『さるのこしかけ』を取り出して読んでます。
転勤多いから引っ越しも多く、思い出は頭で覚えてるだろ派なので、ものを取っておくことは好きじゃないです。
けど、母が小学校時代の絵や書道まで取ってあることは優しい人だなーと思ってました。
家が広かったら残しといていいけど、断捨離したいって言うし。
躊躇なく捨てることも大事ですね。
母が昔買ってくれたぬいぐるみが見つかったので、ちょっと洗濯して姪が遊びに来た時の暇つぶしに使おうと思ってます。