地方がめちゃくちゃ楽
福岡に生まれ福岡で育ち、東京の大学に行って就活失敗してUターン就職をしました。
大学生〜転職期間まで、東京の会社でバリバリキラキラ働くんだ!!って思ってたんですが、最近その気が無くなりました。
あんなに東京に囚われていたの、何でなんだろうと思います。
東京で働きたかったのは、大学時代の友達とちょくちょく会ってごはん食べに行きたかったのと、地方出身コンプレックスからです。
東京千葉埼玉神奈川に実家がある人って、就活強いんですよ。
特に住宅手当を出しますって言ってる会社とか。
で、同じスペックでも実家暮らしの人間を採用する。
地方出身だから採用されないんじゃと本気で思ってました(多分面接の出来)。
社会人になってからも、首都圏で働いてる友達は会ってるみたいだし、まあ楽しく働いてそうに見える。だって東京だから。
福岡は微妙に都会だけど、九州だし、地方だし、東京と比べたら田舎臭いし。
入った会社もハズレだったのも相まって、日々東京の会社に転職することばかり考えてました。
それから転職期間、東京に面接受けに行き、全部撃沈。
無駄に出費したうえ、自分には合わないし、受け入れてくれるところも少ないんだろうなと悟りました。
私のキャラクターじゃ東京キラキラ人間になれないなーと自覚した後、東京で応募していた会社から「こちらのポジションいかがですか?」と提案され、そちらで選考を進めてもらい、今の会社に内定いただきました。
今の会社、九州内なんですが、まあ住みやすいんですよ。
物価は安いし、品揃えは良くないけど服を買うところもある。
福岡よりは多少田舎かもと思いますが、特に不自由なく過ごしています。
それに東京本社なので、研修で東京に行く機会もあります。
この前も東京に行ってきたんですが、地方の人の少なさに慣れてしまって、羽田空港山手線、高層ビルエトセトラエトセトラにすっかり疲弊してしまいました。
地元の空港に着いたときの全身に染み渡る実家のような安心感。
地方に慣れきってしまったので、これから東京で働けって言われたらメンタルやられて死ぬかもしれません。
東京に住みたい、キラキラしたいなんて本当に馬鹿なことしか考えてなくてよくまあ転職できたなと思います。
東京で働くことよりも、会社のネームバリューと仕事内容と年収で決めたので、東京に住むのは二の次だったのかもしれません。
あの面接のとき、地方コンプ出さずに受けてよかった。
高校の同窓会で東京で働いてる友達は、疲れ果てて言うほどキラキラしてなかったのを見て、どこかでほくそ笑んでたのかもしれません。
どこに住んで働くかよりも、どこの会社でどんな仕事をどんな気持ちで取り組んでるかが今は大事だなと思ってます。
都会で疲れ果てたら地方に移住しろっていうのも、分かる気がします。
まあ排他的閉鎖的人間関係クソなところはいっぱいあるので、安易にオススメできませんがね。